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先日、渋谷ギャラリーコンシールで現在開催中の
三輪和美さんの写真展「沙羅 -しゃら-」に行ってきました。
絵でも写真でも映画でも、自分の作品でもないのに
「こ、これは私！」みたいな作品に出会う事ってないですか？
彼女の撮る写真、特に風景の作品は、
まるで私の心象風景を代弁してくれているかのようで、
不思議な気分になりました。
人が映っていないのに、人の息づかいを感じる、
写真という切り取られた瞬間なのに、時間の流れを感じる。
さりげない風景の中に、特別な一瞬を感じる。
感想を語れば切りがないですが、とにかく
心をわし掴みにされたのはまちがいないです。

それともうひとつ面白かったのは、
気に入った作品は、自由に持ち帰っていいのです。
その場で選んで画鋲を抜いて剥がしていく、
その行為自体ライブというか、特別な時間というか…。
そして（私も2点頂きましたが）誰かが持っていった作品は
あとから来る人は出会えない。
だから自分が見る事ができた作品には何か縁を感じるし、
こういうこと全部ひっくるめて、
作家さんの息づかいを感じることのできる、心に残る展示でした。

ご興味ある方はぜひぜひ足を運んでみてください〜！
早く行かないと写真がなくなっちゃうよ〜（笑）
まあ、それも面白いけど。

展示詳細
三輪和美「沙羅~しゃら~」
9/12〜9/22
11時〜21時
ギャラリーコンシール

http://www.renovationplanning.co.jp/gallery_conceal/shibuya4f/ex.html